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音楽・体育の授業も始まっています!
2020-06-22
先週(6月15日(月))から、通常の授業が始まりました。それに先立ち大阪府教育委員会は、各教科の具体的場面について、「新型コロナ」への感染症対策を明らかにしました。本校でも、特に音楽や体育などをはじめ、対策をとって、とりくんでいます。
本校でも音楽については6月中は器楽(リコーダー・鍵盤ハーモニカ)は行わず、鑑賞や楽典(音楽の知識)とリズム活動を中心に、身体的距離を確保した歌唱なども徐々に取り入れながら行っています。
体育についても現在のところ、整列や運動遊び、50メートル走など、身体的距離を確保したとりくみを進めています。
給食スタートに際して
2020-06-15
本日(6月15日(月)からいよいよ午後も含めて、通常の授業が始まります。それにさきがけ先週6月8日から給食がスタートしました。給食については学校生活を送る上で何よりも新型コロナウイルス感染症(以下「コロナ」)拡大防止の対策が必要だと考えています。今回は、給食についての本校のとりくみについて紹介したいと思います。 |
子どもたちに給食についてのルールを説明する前に、まず「なぜ、このようなルールが必要なのか」を理解するため、「コロナ」についての学習を以下の順番で行いました。
○「コロナ」とはどんなウイルスなのか ○「コロナ」の感染についてはどんな特徴があるのか(何を通してうつるのか、おもにどんな人がかかりやすいのか) ○どうすれば防ぐことができるのか、人にうつさない・広げないために何ができるか |
その後、安心して給食を食べるため、給食についてのルールを以下のように子どもたちと確認しました。
①手をきれいに洗いましょう(石けんで洗い、アルコールで消毒) ②給食当番は身支度をととのえましょう(エプロン、帽子、マスク) ③自分の給食は自分でとりにいきましょう ④給食配膳時は手袋をつけましょう ⑤前を向いて食べましょう(できるだけ話はしない) ⑥ごちそうさまをするまでは静かに席で待ちましょう(移動せず、マスクをして待つ) ⑦片付けのときには、他の人の食器にさわらないようにしましょう ⑧給食を食べたあとも、手を洗いましょう(石けんで洗い、アルコールで消毒) ⑨給食当番が終わったら、手を洗いましょう(食器や牛乳パックにふれない) |
なお給食の配膳は簡単なものを除いては教職員が中心に行っています。その際は教職員全員が、先日、鳴滝区長様からいただいたフェイスシールドをマスクの上から装着しています。
今、「コロナ」にならないためにも、また、広げないためにも、これまでとはちがう新しい学校生活のあり方が求められています。
その中にあっても、本校では、子どもたちが楽しみにしているとりくみについては工夫をしながら、形を変えながらでも、実現していこうと考えています。
そのことを可能にするためにも、このようなルールを守ることの徹底が今大事であることを子どもたちと常に確認したいと考えています。
あゆみに付け加えること
2020-06-08
今年度より遅刻の数を学期ごとに「あゆみ」でお知らせいたします!
8時20分までに必ず「教室に着く」ようにしてください!
今年度より以下の点を願って、遅刻の数を学期ごとに「あゆみ」でお知らせします
●今後、社会に出ていくにあたって、人からの信頼を失わないためにも、時間を意識し、自分で管理できる人間になってほしいと思います。
●そのためにも、ご家庭で遅刻状況を学期ごとに確認し、意識してほしいと思います
●その上で、その状況を改善していく力をつけてほしいと思います(たとえ、遅刻しそうになった場合でも、最低限、学校に連絡はいれてほしいと思います)
フェイスシールドをいただきました!
2020-06-08
6月4日(木)鳴滝区長・上中喜美夫様からフェイスシールド50個を学校にいただきました。
教職員全員に配り、給食配膳時はもちろん、掃除や体育、音楽の授業、その他教職員の表情や口元を見せる必要のある授業、子どもたちを身近に寄せて説明する授業などで教職員が使っていきます。
全校登校日に確認したこと
2020-06-08
本日(6月8日(月)は、新しい学年になってはじめて、全校の子どもたちがそろって登校できる日となりました。その記念する日に確認したいこととして、子どもたちにむけて、朝に校長から以下のあいさつを放送でさせていただきました。
今日、6月8日、新しい学年になってはじめて、全校の子どもたちがそろって登校することができるようになりました。
特に2年生、3年生、4年生、6年生はようやく教室に全員が登校する日になりました。
鳴滝小学校では5月に、子どもたち一人ひとりが、新型コロナウイルス感染症(以下「コロナ」)の拡大に対してどんなことを思っているのかを知るためにアンケートをとりました。
その結果、「何も心配していない」人もたくさんいましたが、「人がたくさん集まることでコロナにうつらないか」心配している人や、学校が休みになって「勉強がどうなるのか」心配している人がたくさんいることがわかりました。また高学年の人を中心に学校行事がどうなるのか心配する声も聞かれました。
そのことを受けて、この休みの間、先生たちもみんなで相談しながら、みんなが安心安全に学校でくらせるために、また、子どもたち全員がきちんと学ぶことができるために、何ができるか考えてきました。また、みんなが楽しみにしている行事についても、少し形を変えてでも、安心安全に気をつけて、できる限り実行する方向で今、考えています。
しかし、それにはみんなの力が必要です。「コロナ」はおさまったわけではありません。また、それに対してすぐに効く薬(ワクチン)も開発されたわけではありません。「コロナ」にならないためにも、また、広げないためにも、熱中症に気をつけながらもマスクをつけ、手洗いをしっかりして、一人ひとりの距離をたもつ習慣は今後も続けなければなりません。また毎朝体温を測るなどの体調管理も必要です。
「コロナ」の問題はたくさんの不安を、みなさん、子どもたちにも与えましたが、同時に、安心安全な社会をつくるためには、おとなの力だけでなく、子どもの力が必要であること、そして、あらゆる世代の人たちが互いに協力しなければならないことを明らかにしたと思っています。
そこで最後にお願いがあります。先生たちはこれからも、いつもとはちがう今回の事態に対して、「子どもたちのために」と思い、さまざまなことを考えていきます。でもそのことが本当に「子どものため」になっているかどうかは、みなさん自身も自分たちのことである以上、判断する権利、「意見」(「もんく」ではなく)を言う権利を当然もっています。
どうか、何か気がついたり、思うことがあったら、みなさんの声を「真っ当な形」で(「もんく」ではなく「意見」として)先生たちに届けてください。特に高学年の人たちは、「真っ当な形」とは何か、「意見」と「もんく」はどうちがうのか、「意見」として届けるためにはどんな仕組みがいるのか、教室で先生たちと考えてみてください。
ただし「意見」は必ず通るとは限りません。さまざまな見方や考え方がある以上、思い通りにならないことの方が多いのが世の中です。それでも、「意見」を言わなければ何も変えることはできません。先生たちだけで答えを出すのではなく、いっしょに考えるという意味で、みんなの「意見」をきいて考えていきたいと思っています。